戦後60年が経過し、あの15年戦争の惨禍を忘れようとしているのではないか。著者は今の日本の姿に警鐘を鳴らしながら、悲しみを忘れるのではなく、悲しみとともに生きることの意味を尋ねていく。
児童養護施設「暁学園」やCAPNA(子どもの虐待防止ネットワーク・あいち)での活動を通して、虐待からの本当の解放とはなにかを問う。
17歳の少年たちが起こした3つの事件に思いをひそめ、近年、取りざたされている「少年犯罪の凶悪化」の実体に照らしながら、これらの事件が持っている問題性を浮かび上がらせる。複雑にからみあったプロセスを一つひとつほどいた先に、「居場所を失った」少年たちのやりばのない悲しみが見えてくる。
老いをどう考えるか。著者は実母の介護を通して、現代の価値観に問題を投げかける。「誰でも年を取ったら穏やかに、ボケても穏やかに過ごしてもらいたい」という言葉の裏には、いままでの能力主義に基づいた社会の行き詰まりを厳しく指摘するものがある。
本紙創刊500号の記念出版。約20年にわたり一面に掲載してきたシリーズ「いのちの尊厳」から、二十四タイトルを選び、さらに三名の書き下ろしを加えたもの。執筆者は、祖父江文宏、田中敬三、芹沢俊介、雨宮処凛、石川真生、松永伍一、中本昌年、島比呂志、藤井学昭、平川宗信ほか。時代を貫いた様々な課題の根っこに通じる「いのちの尊厳」とは何か、あらためて考えてみたい一冊。
宗祖親鸞聖人七五〇回御遠忌に向け、「名古屋御坊」新聞にて「宗祖に出遇う御修復」と題して、二〇〇四年七月号から全三十回にわたり執筆いただいたものをまとめたもの。著者は、両堂再建はまさに「信心の寄進」であり、自ら「門徒」になる精神的な営みであったと語る。
「五十六億七千万」「弥陀大悲の誓願を」の報恩講和讃を貫く感動と、末法の時代を生きる悲しみを丁寧に読み解いていく。
尾張・三河に伝わる阿弥陀如来絵像や名号などの法宝物の中から、特に蓮如上人期以前から教如上人までの間に下付されたものを中心に体系的にまとめた写真資料集。
御遠忌までの足跡、準備風景、ナディアパークでの記念行事、法要、ステージイベント、御遠忌楽市などの御遠忌風景が満載。
信道講座の年間講義録。伊藤元、信楽峻麿、田村晃祐、金子務、宮下晴輝、三木彰円、廣瀬惺、福島和人、安冨信哉、佐藤弘夫、武田定光、以上11名の講義録を所収。
信道講座の年間講義録。佐々木正、加藤智見、寺川俊昭、尾畑文正、小谷信千代、藤嶽明信、西口順子、木場明志、神戸和麿、浅野玄誠、可藤豊文、池田勇諦、以上12名の講義録を所収。