この連載は、「名古屋御坊」新聞に30回にわたり掲載されたものです。明治期の本山(東本願寺)両堂再建の折、ご門徒、特に尾張門徒がどのような願いをもってこの大事業に尽力されたのか。木場明志氏(大谷大学教授)が丹念に史料を紐解きながら、御修復の意義を尋ねます。
(1)
両堂ご修復の機縁
(2)
尾張門徒の両堂再建への尽力
(3)
尾張門徒と講
(4)
初めての本廟再建志の集銭
(5)
再建助力への乗如上人御影下付
(6)
初めての焼失後ご再建への助成
(7)
『御再建日記』にみる尾張
(8)
寛政度再建への尾張門徒の助成
(9)
寛政度再建への職人派遣
(10)
信を寄進する
(11)
尾張門徒・棟梁の直接参加の始まり
(12)
本山・尾張藩の同時繁栄を願って
(13)
安政年間の本山両堂再建
(14)
本山における棟梁伊藤平左衛門の登用
(15)
棟梁伊藤平左衛門の技
(16)
「志」と「懇志」の意味の違い
(17)
四度目の両堂焼失と再建への胎動
(18)
維新期の政府献金と尾張門徒
(19)
再建着手と教化による協力体制の形成
(20)
両堂再建の願い
(21)
明治再建の事務体制と門徒参加
(22)
大量の再建用材調達のこと
(23)
再建手伝いの上山と尾張の「土徳」
(24)
本山に多く残る門徒参加の再建記録
(25)
相続講設立と尾張への期待
(26)
本山両堂の建物か真宗法義の相続か
(27)
名古屋工作支場に見る一宗の繁昌
(28)
名古屋工作支場の跡地をめぐって
(29)
名古屋工作支場の設置意義は多大
(30)
真宗本廟(両堂)造営は門徒の手で
「名古屋御坊新聞」2004年8月号〜2007年1月号より転載
(きば あけし)
1947年富山県生まれ。大谷大学大学院文学研究仏教文化専攻、博士課程単位取得退学。大谷大学文学部助手を経て、大谷大学文学部教授。
共編著:『アジアの開教と教育』(法蔵館)『陰陽道叢書3近世』(名著出版)
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